考えない葦はただの葦。

しがない外資系IT企業OLのぼやき。

ワークライフバランスについて改めて考えてみる。仕事とプライベートはきっぱり分かれているものなのか。

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ワークライフバランスって、日々の労働と毎週ある休日のバランスを指すことが多いけど、本当にその定義だけなのかな。なんだか定義をそれだけに限定しているから窮屈に感じるのではないかと考えていて。
 

わたしの場合、日々の生活のなかで仕事(インターンとかバイトとか)と私生活の間に線引きがなくて、友人にはたびたび「りかってよくそんなに働けるよね」と言われる。これを世では公私混同っていうと思うんだけど、実際そこにマイナス感情はまったくなくて。むしろ半年ごとにある長期休暇(社会人になったら取りにくかったり時期が限られたりはするとおもうけど)がわたしにとって休日といえるもので、それがあるから全力で日々の生活を頑張れる。ただその休暇中に仕事を忘れているかというと全くそうではなくて、社内メールも毎日何回かチェックしているけど、それは強制的にやめることだとは思ってない。なんなら自主的にやっているし。

 

 

あくまで自分の中で仕事を考える時間が減ったら、それでいいんじゃないかな



でもこれはあくまでわたしの場合で、ここで言いたいことは、そのひとごとにワークライフバランスを自由に捉えて自分ごと化できたらなって話。仕事とプライベートがきっぱり分かれている完璧な、理想的なワークライフバランスを得ようとするから色々不満が浮かんでくるけど、冷静に自分の生活に置き換えて考えたとき最も優先順位が高いところにプライベートの時間がきている状況がつくれれば、別にそれでいいとおもうんだよなあ。というか、そう思える、つまり完璧なワークライフバランスを取ることが現実的に難しいという前提を持ち、その上で少しでも充実度をあげるためにはどうしたらいいかと考えられたら、もっと日々の生活が楽しくなると思う。逆に休日には絶対に全ての仕事から離れる!って決めてしまうと、例えば社内メール受信したときに開くべきだけどいまはプライベートだから開かないほうがいいよなみたいな変な葛藤生まれていらないストレスかんじる。細かく定義するべきものと、あえて大きく捉えて可能性というか思考の幅をもたせるべきもの、両方あるよね。

 

昨今働き方改革的なことが様々な企業で行われているけど、結局社員のMindから変えないと、制度を導入しても良い効果が得られない気がする。むやみやたらに早く帰れと言うのではなくて、まずは社員のワークライフバランスの捉え方の傾向を把握して、(わたしのように、ある程度まとまった休みを休日と捉えるひとが多いのか、毎週ある休日を重要視している社員が多いのか)その上でそれぞれの企業で働く社員が考えるワークライフバランスを充実させてあげるにはどういう制度を作るべきなのか、と考えるほうが、みんなハッピーになれると思う。し、そこに納得感が生まれるから仕事の効率性も上がると思うんだよね。

 

人生の中で最も多くの時間を”労働”という行為で消費するのだから、人生を謳歌するためにも、自分なりのワークライフバランスを見つけていくべきだなと思うのでした。